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変数の型と宣言

変数の型と宣言

それでは,すぐに変数を使ってみたいと思うだろうが,使うにはまだ必要な知識がいくつかある。それは「型」と「宣言」だ。

変数の型

変数は数値を記録できる便利なものだが,どんな数値でも記憶できるわけではない。変数にはいくつかの型があり,それぞれに記憶できる数値に制限がある。

Fig. 2は,C言語で使うことのできる主な型を表した図である。「int」や「float」というのが,変数の型の名前である。このほかにもいろいろな型名はあるが,今のところはFig. 2の型を知っていれば十分である。

Fig. 2: C言語の主な型名

/c/var-fig2.png

ここで「整数は実数の一部なのだから,全部float型でいいんじゃないか?」と疑問に思う方もいるだろう。たしかにそうである。しかしint型を使うのには理由がある。最大の理由は,int型のほうがfloat型よりも使用するメモリが少ないということである。表現の幅が広がれば広がるほど,使うメモリ量は増える。したがって,整数しか使わないということがわかっていれば,進んでint型を使うべきである。

変数の宣言

変数は,いきなり使うことはできない。使う前に「このような型の,このような名前の変数を使うぞ」と,''宣言''する必要がある。すべてのプログラミング言語で宣言が必要なわけではないのだが,C言語では変数を使う前には必ず変数の宣言を行う。宣言のしかたは以下のとおりである。

型 変数名;

「型」の部分には先ほど説明した「int」や「float」を当てはめ,「変数名」の部分に自分で決めた変数の名前を指定する{{fn('変数名はプログラマが自由に決めることができるが,使えない名前もある。変数名の1文字目は,必ず英字である必要がある。英字は大文字と小文字のアルファベットと「_」(アンダーバー)のことをいう。2文字目以降は,英字と0〜9の数字が使える。長さはいくらあってもよいが,基本的には31文字までが有効である。また,Fig.3にある予約語は使うことができない。

Fig. 3:予約語

/c/var-fig3.png')}}。この文を「ブロックの最初の部分」に書くことで,そのブロックの中でのみ,その変数を使うことができるようになる。型は,その変数にどのようなデータが入るのかを決めるのに必要であり,名前はいくつも存在する変数を識別するために必要である。

ここで「ブロック」という新しい言葉が出てきたが,これは「{」から「}」までの部分と覚えておいていただいて差し支えない。つまり,main関数の中でfloat型のpiという名前の変数を使いたい場合は,List 1のように変数を宣言する。

List 1:変数の宣言

main()
{
  float pi;
  …
}

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©Toshio Koide 1996-2007.

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